保育のExcel関数:「〇歳〇か月」を簡単に表示する方法(=DATEDIF関数/満年齢表示テンプレートつき)

今度提出する書類に〇歳〇か月って書く欄があるんだけど…9月2日生まれは今4歳何か月だっけ…?
パッと出てこない~~!

かにぃ先生大丈夫!
Excelの機能を使って名簿に現在の満年齢が表示されるようにしよう✨コピペしてすぐできるよ!
書類や月案で「この子、今何歳何か月だったっけ?」と生年月日から計算すること、よくありますよね。
今回は、Excelの「DATEDIF(デイトディフ)関数」を使って、子どもの生年月日から満年齢を自動で表示する方法をご紹介します。

「関数ってむずかしそう…」と思うかもしれませんが、コピー&ペーストでできるので、Excelが苦手な方でも大丈夫!
園の事務作業が少しでもラクになるお手伝いになれば嬉しいです。
●● 【STEP1】生年月日の一覧を準備しよう●●
まずはExcelに、子どもたちの名前と生年月日を入力します。

※生年月日は「2020/7/2」のように西暦で入力しましょう。
●●【STEP2】「満年齢(〇歳〇か月)」を表示してみよう●●
「〇歳〇か月」と表示するには、DATEDIF
関数を2つ組み合わせて使います。
満年齢を表示する関数&満月数から年齢分を引いた月数=〇歳〇か月
たとえば、生年月日が C4セル にある場合、「年齢(満)」を表示する D4セル に次のように入力します:
Excelにコピー&ペーストしてね
=DATEDIF(C4, TODAY(), "Y") & "歳" & DATEDIF(C4, TODAY(), "YM") & "か月"

🌟それぞれの意味
C4
:生年月日のあるセルTODAY()
:今日の日付(パソコンが自動で判断)"Y"
:何年経ったか(満年齢)を出すDATEDIF(
→ 満年齢(何歳)C4
, TODAY(), "Y")DATEDIF
→ 年齢に満たない月数(何か月)C4
2, TODAY(), "YM")&
→ 文字をつなげる記号(例:「3歳」と「5か月」をくっつけて「3歳5か月」に)
●●【STEP3】他の子にもコピーしてみよう●●
D4セルの右下にある「■」マークをクリックしたまま下にドラッグ(=マウスで引っ張る)
または「■」マークをダブルクリックすると、下の行にも同じ式をコピーできます。
これで、すべての子どもたちの「〇歳〇か月」が一覧で表示されます!



全員分、一瞬!!

今日の時点の「〇歳〇か月」だから、
ファイルを立ち上げたときの満年齢が出せるよ🎵

でも、面談の日付時点での「〇歳〇か月」とか
年度初めでの「〇歳〇か月」を入力することもある…どうしよう?
●●【STEP4】特定の日(4月1日など)での年齢を出すには?●●
「今年度の4月1日での年齢が知りたい」という場面もありますよね。
その場合は TODAY()
のところを "2025/4/1"
のように、調べたい日付に置きかえます。
Excelにコピー&ペーストしてね
=DATEDIF(C4, "2025/4/1", "Y") & "歳" & DATEDIF(C4, "2025/4/1", "YM") & "か月"
これで、年度はじめや面談日など、指定した日に何歳何か月だったかも表示できます。


●● まとめ ●●
生年月日から「〇歳〇か月」を出す関数は、一度入れてしまえばずっと自動で更新されるので、書類作成がとてもラクになります。
Excelが苦手な方でも、コピペでできる&ミスが減る!
ぜひ園の書類づくりに役立ててくださいね♪
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